うなぎを食べよう

一人暮らしだとちょっと手が出ないうなぎ

真夏の猛暑日、特に土用の丑の日にいただく定番料理と言えば、うなぎの蒲焼です。
でも一人暮らしだと、そうでなくとも高嶺の花のうなぎは手が出ないと言う方もいらっしゃることでしょう。

あるいはテイクアウト型の弁当ショップでうなぎ弁当を買ってきて、一人でいただくとか、ご飯を炊いてスーパーなどで売られている養殖うなぎをいただくという方もいらっしゃるかもしれません。
でもできれば、国産うなぎの蒲焼をいただきたいものです。

しかし名店、老舗といわれるお店でいただくのが一番なのでしょうが、特上のうな重となると、一食で1週間分ぐらいの食費を消化してしまいます。
三河産とか浜名湖産、あるいは坂東太郎(利根川産)とまでは言わなくとも、宮崎産とか鹿児島産の安全な餌を食べているうなぎがいいという方も多いことでしょう。

お取り寄せでも、商店街の店先で蒲焼を焼いて売っているお店でも、うなぎは1尾とか1切、あるいは1串で購入すると結構な単価ですが、まとめ買い、つまりは複数一度に購入すると単価もお安くなります。

複数購入でお得に

同じ一人暮らしでもシェアハウスの住人なら、同じ住人達とおすそ分けできるから、高嶺の花の国産うなぎのうな丼でも比較的安価な単価でいただけます。

それに一人暮らしで1人前のご飯を1合とか2合とか炊くよりも、数人前の5合とか、いっぺんに炊く方が白飯もおいしいです。
自分たちで炊いたご飯に、まとめ買いしたお得なうなぎの蒲焼を暖めなおしておいて、備え付けの蒲焼のたれをかけて山椒をかければ、まさにお店の味にも近づくことができるのです。

それに店頭売りだとまとめ買いするとお店の店主に、「肝を分けてもらえませんか」なんてちょっと図々しいことだって言えるかもしれません。
もしもただで分けてもらえればとてもラッキーです。

肝汁は肝を水洗いし、黒とか緑色をした部分を取り除いて湯引きしてから、また水洗いし、水にカツオだし、酒でちょっと煮てちょうどよい加減に塩をふるぐらいでできるので、いたって簡単です。
もしも肝を分けてもらえなくとも、しじみとかあさりとかそのとき旬な二枚貝のお吸い物をつくって添えても、十分にお店でいただく雰囲気が出ます。

シェアハウスだとワンルームの一人暮らしと比較して、家賃も安いし光熱費も安いですが、食費も安価になるし、その分でうなぎのような高級食材も安価にいただけるのですから、食卓をいっしょに囲む仲間がいるということはとても幸せなことです。

投稿者: SLsha7uK