タコスパーティーを開こう

手巻き寿司感覚で楽しめます

今度のパーティーメニューは何にしようかと迷っているなら、タコスパーティーを開いてみてはいかがでしょうか。
タコスは「包む」という意味を持つメキシコ料理で、お好みの具材を薄い皮に包んでいただく料理になります。
日本ではメキシコ料理を提供しているお店でしか楽しめないようなメニューだと思われていますが、実は簡単に作ることができるメニューで日本の手巻き寿司感覚で楽しめるのでぜひお試しください。

トルティーヤ作り

タコスパーティーをする時に欠かせないのがトルティーヤです。
トウモロコシをすり潰したものを使って作る薄いパンのようなものです。
元々は中米の先住民族が食べていた伝統的な料理で、初めてみたスペインからやってきた人が自国のオムレツ料理の形にそっくりだったことから、自国のオムレツ料理の名称で呼ぶようになったと言われています。

トルティーヤは既成品で作られたものも市販されていますが、手作りをすることも可能です。
手作りをする際に必要なコーンミールは日本でも購入可能ですが、どうしても手に入らないという場合にはコーンフレークをフードプロセッサーで粉末状にしても代用できます。
トルティーヤはコーンミールと薄力粉、米粉を1:2:2の割合で混ぜ、塩少々とぬるま湯、油を混ぜ合せたものを薄くしてフライパンで焼くだけです。
このような要領でトルティーヤを何枚も作っておきましょう。

具材作り

タコスの具材を色々用意することで好きな味わいを楽しめるようになります。
メインになる具材として忘れてはいけないのがタコスミートです。
お好みによって牛肉や豚肉、鶏肉などを用意していただいても構いませんが、ここでは合いびき肉を使用したタコスミートの作り方をご紹介します。

みじん切りをした玉ねぎをニンニクと一緒に炒めてから合いびき肉を入れ、赤ワインを加えます。
ケチャップとウスターソース、チリパウダー、塩コショウで味付けをしてタコスミートの完成です。
お好みでピリ辛加減を調整すると良いでしょう。

次に彩りもキレイなサルサ・メヒカーナというピリ辛ソースを準備してください。
材料はトマトと玉ねぎ、ピーマン、ニンニク、タバスコ、塩、お好みのハーブです。
トマトは湯むきをして皮をむく手間がかかりますが、慣れるとさほど難しくありません。
材料をみじん切りにして味を整えてから時間を置くと完成します。

この他にお好みの具材としてチーズ、レタス、サワークリーム、アボガド、エビ、ソーセージなどを用意しておくと良いでしょう。
色々な具材を用意しておいた方が自分好みのタコスを楽しむことができます。
材料費もさほど高額になりませんので、低予算パーティーを行いたい場合にも最適です。