1人暮らしをしていると、年間行事をついつい怠ってしまいます。
1人でやってもつまらないとか、馬鹿みたいだなんて思われている方も多いはずです。
行事ごとはみんなでやるからこそ楽しい
例えば節分の行事がそうです。
「鬼は外、福は内」の豆まきや、吉方位を向いていただく恵方巻きなど簡単にできる節分の行事は、
家族や仲間内でやってこそ楽しいし、やりがいもあると言うものでしょう。
それに豆だって一袋買ってくれば100gとかある程度の量が入っているので、
ワンルームでは撒ききれないし1人じゃ食べきれないでしょう。
無理して煎った豆を食べ過ぎると胃もたれの原因にもなってしまいます。
同じ1人暮らしでも、シェアハウスだったらどうでしょうか。
シェアハウスとはタイプはいろいろですが大まかに言えば、プライバシーを確保して寝るための部屋と、
同じ建物に住む人たちとそのほかのスペースを共有して利用すると言うものです。
他の住人達と、シェアハウス内で豆まきした後に恵方巻をいただく節分パーティーだってできます。
各住人で買ってきた1袋の豆もシェアできるから十分撒ききれるし食べきれるので、余ることもありません。
恵方巻はできたものをコンビニやスーパー、惣菜店、和菓子屋さんなどで買ってきてもいいですが、
材料は飯以外は7種類だから、それぞれの食材を買ってきて自分たちで巻くのもいいですよね。
それにシェアハウスだと住人は日本各地から都会に集まってきた人々なので、
それぞれの故郷のしきたりに合わせた豆まきの方法とかも知ることができます。
地方によっては鰯を焼いたり、柊の枝を玄関に立てたり、もっと変わった習慣もあるかもしれません。
恵方巻の具材だって、地域地域で違うはずです。
きっと「へぇーそうなのか」と思うような新発見も多いことでしょう。
他国との文化交流の場にもなる
あるいは、最近のシェアハウスは外国からの留学生や研修生などの中長期滞在者も多く利用しているので、
日本文化を広めることだってできるのです。
例えば鬼や福のお面を作ったりして、豆まきパーティーをすればきっと楽しいはすです。
正直言ってこれってキリスト教徒のハロウィンと変わらない、ちょっとした仮装パーティにもなります。
もしもシェアハウスに節分行事の本家本元の隣国からやってきた住人がいて、
この節分の時期と重なる春節のために帰国していなければ、
真の節分行事なんかも知ることができるかもしれません。
さすがに爆竹を鳴らしたりというような度派手なことはできないかもしれませんが、
同じ仏教儒教の他国の事情を知るチャンスになるかもしれないのです。