シェアハウスに憧れて入居する人が多いのは事実ですが、
実際に入居してみての感想には、どういったものがあるでしょうか。
いくつかのシェアハウス体験談について、紹介をします。
まずは、シェアハウスに良い印象を持った方の体験談です。
良い体験
一つ目は、シェアハウス入居時に敷金や礼金が不要だったので、
引っ越し資金が少なくて済んで良かったというものです。
普通のアパートやマンションへの入居時は、
敷金や礼金で部屋代の3カ月分程が必要となり、資金面で負担になるからです。
二つ目は、毎月の賃料が安くなるので良かったということです。
例えば、10万円の物件を一人で借りると、一人で10万円支払う必要がありますが、
シェアハウスとして4人で借りた場合だと、一人当たり2万5千円の支払いで済むので
大変お得とのことでした。
三つ目は、生活に必要な家電製品が、
既に備え付けられているのでとても便利で良かったということです。
シェアハウスの共有部分には、テレビや冷蔵庫、電子レンジ、エアコン、
洗濯機などが備え付けられていることが多いので、入居後すぐに生活をすることができます。
そんな手軽さが、好評である理由なのでしょう。
四つ目は、同居人と仲良く共同生活ができて良かったということです。
最初は不安だった共同生活でしたが、初対面であった同居人とも徐々に仲良くなり、
楽しい時間を過ごせたようです。
また、中には、外国の留学生や、仕事で日本に来ている外国人などと一緒に生活することがあり、
相手の国の生活習慣などに驚き、新しい発見ができたのが良かったなどという意見もありました。
五つ目は、シェアハウスで食事を作ってもらったり、
共有部分の清掃をしてもらえるので楽で助かったということです。
シェアハウスでの食事は自炊が普通ですが、同居人内にて当番制で、
全員分の食事を作ったりするところがあります。
また清掃は、外部の専門業者に依頼することがあり、その場合、入居者は何もする必要はありません。
悪い体験
逆に、シェアハウスに良くない印象を持った方の体験談です。
一つ目は、同居人のマナーの悪さに腹が立ったとのことです。
台所で汚れものを洗わない、リビングを汚す、夜中に大きな音を立てたり、
電話で大声を出して話すなどしたため、かなりイライラして、ストレスがたまったようです。
二つ目も、同居人のマナーの悪さに腹が立ったものでした。
勝手に友人や恋人を部屋に連れ込んで夜遅くまで騒ぐ同居人がいて、困ったとのことです。
シェアハウスに、友人や知人を招くのは、ルール違反ではありませんが、
シェアハウスの他の住人を気遣い、大人としての節度ある行動が必要ということです。
このように、シェアハウスには、良い印象を持った方がたくさんいるようですが、
その反面、人とのコミュニケーションが難しかったり、
ルールを守らない人がいて困るなどといったことを体験した人も少ないながらもいるようでした。
これからシェアハウスに入居することを検討している方は、
このような体験談を参考にして入居を考えてみれば良いかと考えます。