住んで困ることはないのか

最近人気のシェアハウスには、多くの若者が興味を示しているようです。
シェアハウスは、家賃が安い、敷金礼金が不要、
備え付けの家電や家具などがある等のメリットがたくさんありますが、
逆に、デメリットは存在するのでしょうか。
確かに、デメリットとまでは言えないかもしれませんが、
住んでみて困ることは、いくつか発生するようです。

対人トラブル

まず第一は、同居している住人とうまくコミュニケーションがとれない場合があります。
同居する以上、仲良く暮らしていければ良いのですが、性格の違いや、
生活習慣が異なる環境で育ったためか、どうも相手に合わせることが出来なくて、
感情のもつれや、最悪の場合はトラブルになる場合もあるそうです。
そうならないためにも、最低限の規則やマナーを定めておく必要があり、
シェアハウスの多くでは、入居前に規則やマナーについて説明しているようです。

共有部分の使い方

第二は、共有部分の使い方です。
風呂やトイレ、洗濯機など、一人暮らしの場合は、好きな時に好きなだけ使えるのですが、
シェアハウスの場合では、なかなかそうはいかないようです。
使いたいときに使われていたりして、慣れていないとそれだけでストレスが溜まったりします。

また、リビングや台所などの使い方についても、トラブルの元になったりすることがあります。
大雑把な性格の人は、多少汚しても気にしないので、汚し放題とし、
綺麗好きの人は、少しの汚れでも気にします。このような性格の違いが、
ストレスの原因となり、トラブルへと発展したりもします。

そのようにならないためにも、リビングや台所などの使い方についても
細かく規定しているシェアハウスが多いのが事実です。

ハウス内の規則

第三は、シェアハウスでは、生活する上での規則やマナーが多いことです。
シェアハウスでは、他の住民とのトラブルをできるだけ避けるために、
ルールを細かく定めているのが通常ですが、それが煩わしさの原因となる場合があります。

例えば、風呂への入浴時間や、洗濯機を使って良い時間、リビングでの服装などが規定されています。
一人暮らしの場合では、考えられないことです。
シェアハウスを住居人全員で快適に暮らすためにルールを定めるのは必要不可欠なのですが、
規則ばかりだと閉塞感を感じてしまう若者も多いと聞いています。

人を呼びづらい

第四は、家族や友人をシェアハウスに招きにくいということです。
シェアハウスでは、他の住人もいることもあり、家族や、学校や会社の友人を招くに
躊躇することがあります。昼間もそうですが、夜宿泊させる場合などにも、
特に家族や友人が、他の住人と顔を合わすことになるので、気まずさも感じたりするようです。

また、規則として、住人の友人や家族に対して、
シェアハウスへの入室を制限するところもあるので、注意が必要です。

このように、シェアハウスには、住んでみていくつかの困る点は存在しますが、
それよりもより多いメリットが存在しています。小さな欠点は気にせずに、
大きな利点にのみ目を向けるようにすれば、きっと楽しく暮らせるようになるでしょう。

投稿者: SLsha7uK