シェアハウスとは
最近、「シェアハウス」という言葉をテレビや雑誌などのメディアにてよく見かけるようになってきました。
世の中でシェアハウスという言葉が、徐々に認知されてきているものだと考えられます。
また、ネットにてシェアハウスを検索してみると、シェアハウスを専門に紹介や斡旋を行うサイトが
多く見られるようになりました。
ここで、シェアハウスについて簡単に説明しておきます。
シェアハウスとは、ある建物について複数の人で共有して使用することを言います。
ここで述べる建物とは、一軒家であったり、アパートであったりして、形態にはいろいろなものがあります。
シェアハウスでの住居の使い方としては、まず１人１部屋の個室スペースを持ち、
台所やリビング、洗面所や風呂、トイレなどのスペースは住人が共同で使用するのが一般的です。
シェアハウスは一般的に、個人にて経営するものもありますが、
不動産会社などの専門の業者が介入して経営をしているものが大半です。
そうではあっても、管理人などを住居内に置かないのが普通で、
入居した住人のみが住むことになります。
その点は、学生寮や会社の社員寮、大家さんの家での間借りとは多少異なります。
お金がなくてもすぐに住める
最近のシェアハウスでは、共用部に洗濯機や冷蔵庫を始め、
テレビや電子レンジなどの生活に必要な家電を備え付けられているので、とても便利です。
また、個人の部屋スペースにも、必要最低限の家具や布団のレンタルなどもありますので、
入居してすぐに生活を行うことができるようになっています。
この点は、通常のアパートやマンションに入居する場合とは異なるところです。
シェアハウスでの賃料の支払いは、月単位での支払いが通常ですが、
中には週単位での支払いもあるようです。
そして、通常のアパートやマンションでは必要となっている敷金や礼金などは必要ありません。
お金にあまり余裕のない方でも気軽に入居できるシステムになっています。
毎日の食事については、共用部で各自それぞれ作って食べることも出来ますが、
住人同士で食事当番制にてもちまわり、全員分の食事をまとめて作るなどの運用もあるそうです。
住居の清掃については、各自の部屋は各自がそれぞれに行い、
共用部については、当番制を用いて、住人がもちまわりで運用を行うのが一般的です
。
しかしながら、中には専門の清掃業者に共用部の清掃を依頼するようなシェアハウスもあり、
忙しくてなかなか時間を取ることができない社会人などの住人にはとても重宝されているようです。
シェアハウスは、当初は、「一般のアパートなどより賃料が安いが、
建物や設備が古くて汚い」イメージがあったようですが、最近では、業者などがきちんと
管理することにより、「建物が新しくて清潔」なイメージが定着しつつあるようです。
そのため、最近では、２０代や３０代の独身の若者世代、特に若い女性の方に人気が出てき
ています。
安くて気軽に入居して生活できるのが人気の秘密のようです。
